陶芸作品の作り方「乾燥」・「素焼き」
ろくろ挽きや手びねり、タタラ作りなどで陶芸作品の形が出来上がった後は、器として使う上で重要な高台といわれる底の部分を加工しなければなりません。(高台のない器もありますが)
作成したばかりの陶芸作品は水分を多く含んでおり加工できないので、生乾きの状態になるまで待って高台作りの作業に取り掛かります。
高台の作り方は2つあり、ひとつはろくろの回転を利用してカンナで削って作る「削り高台」。
もうひとつは粘土で紐を作り、底に接着させて作る「付け高台」があります。
高台作りで最も重要なことは器を机の上に置いたときに水平になるように作ることで、簡単に思えるが実際傾いた器ができてしまうことも多いので注意が必要です。
高台ができたら粘土に含まれている水分を乾燥させます。
乾燥は日陰でゆっくりと時間をかけて(およそ1週間ほど)全体が白くなるまで行います。
乾燥後は素焼きの作業に移ります。素焼きは作品を陶芸窯入れ、約800度でおよそ8時間焼成し、焼成終了後はすぐに陶芸窯の蓋を開けずに閉じたまま自然冷却させます。この時すぐに蓋を開けると陶芸窯内の急激な温度変化によって陶芸作品が割れてしまいます。また、素焼きは他の作品と重ねて陶芸窯の中に並べて焼成することができます。(ほとんどの陶芸教室では焼成の作業はスタッフが行うため実際自分で陶芸窯を操作することはありません)
素焼き後の陶芸作品は非常にもろく、欠けやすいので扱いには注意が必要です。
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