陶芸教室の基礎知識
陶芸を体験できる教室は日本全国津々浦々山ほど存在しますが、大きく分類すると2つに分かれます。
ひとつは窯元や観光地などで観光客のために1日陶芸体験できる教室。これは数時間の陶芸体験のため、陶芸の全工程(土練りから焼成まで)を自分で行うことは不可能なので成形のみの体験になります。
あらかじめ用意された粘土を使用して形作り、それ以降の乾燥・素焼き(低温で焼くこと)・施釉(色を付けること)・本焼き(高温で焼くこと)は教室のスタッフが行い、完成した作品を後日郵送されます。
その陶芸教室によって体験できる成形方法が異なりますが、初心者向きの「手びねり」や「タタラ作り」など「ろくろ」を使用しない作品作りを体験する教室や、陶芸初心者には少々難しいが電動ろくろが使用できる陶芸教室など様々です。
料金は体験時間2時間ほどで数千円プラス焼成料(焼いてもらう代金で作品の大きさにより異なる)で合計5千円前後と自宅までの完成作品の送料がかかります。
陶芸作品作りの一番面白い作業のみ体験できるので、とにかく一度体験してみたい方には良いでしょう。
もうひとつは、カルチャーセンターのように入学手続きをして定期的に通い、陶芸作品完成までの工程のほとんどを自分で行える教室です。
窯元でそれを行っているところも存在しますが、ほとんどは会社帰りの方も通える繁華街のビルなどに存在し、昼間は主婦や高齢者、夜は会社帰りのOLやサラリーマンで賑わっています。
指導する先生は窯元で修行した陶芸家や美術大学で陶芸を学んだ方が多く、初心者にもわかりやすく説明してくれます。
また、1日体験入学を行っている教室も多いので一度体験してから入学するのも良いでしょう。
料金は入学金が1万円前後、指導料一回あたり3千円前後で焼成料は粘土代に含まれている所や、焼成料が別料金で作品の大きさによって異なるの教室など様々です。
陶芸窯は電気窯やガス窯を使用しますが、ほとんどの教室では窯を生徒が扱わずに教室のスタッフが窯出しなどの作業を行います。
作業の流れは下記のとおりです。
土練り→成形→乾燥後(半乾き状態で)底を削る→完全に乾燥→素焼き→釉薬を掛ける→本焼き→完成
すべての作業を一日で行うことは不可能なので、ひとつの作品を完成させるまでに最低2回は陶芸教室に足を運ばなければならず、出来上がるまでに約一ヶ月かかります。
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