陶芸窯、陶芸用品・材料について
陶芸窯について
昔ながらの薪窯は設置場所や煙などの問題があるため市街地で使うのは非常に困難です。そのため現在は市街地でも使用できる電気、ガス、灯油など熱源に使用する陶芸窯が市販され、陶芸教室もそれらを使用して陶芸作品を焼きあげています。
電気窯は箱型の本体内部にニクロム線が取り付けてあり、電気によって炉内の温度を上昇させ焼成します。煙や炎が出ず、設置場所も取らないため都心のビルの一室を使用した陶芸教室で多く使用させています。プログラムによって温度・焼成時間など全自動で陶芸作品を焼成することが可能です。
ろくろ・小道具について
陶芸作品を作るうえで重要なものが「ろくろ」です。電動ろくろはモーターでターンテーブルを回転させ成形します。モーターがなく手で回す「手ろくろ」もあります。
他に形作るために様々な小道具が存在し、それらを駆使して思い通りの形に仕上げていきます。
代表的な小道具は、高台(器の底の部分)を削るための「カンナ」、徳利など内部に手が入らないものを作るときに使う「コテ」、器の縁を切りそろえるための「弓」、縁を滑らかにする「なめし皮」などです。
粘土・釉薬について
陶芸用の粘土には「白土」と「赤土」など多種存在します。同じ釉薬を掛けて焼成しても使用した粘土の色によって全く発色が異なります。
釉薬は器の表面に艶を出すためだけでなく、吸水性をなくし、汚れにくくする効果もあります。ほとんどの陶芸教室では数種類から数十種類の釉薬が用意してあり、好きな釉薬を自分で選んで素焼きした作品に掛けます。また、陶芸材料店にも様々な種類の釉薬が販売されています。
釉薬の掛け方も「流し掛け」・「浸し掛け」・「吹き掛け」・「ガバ掛け」などあり、作品の形や仕上がりの雰囲気を考慮して使い分けます。
スポンサードリンク
このカテゴリー【陶芸体験基礎知識】内の記事一覧